話ベタならいっそ聞き上手になろう
友人と食事をしていたら、友人が「職場の女の子に聞き上手ですねって言われた!」と自慢げに言ってきて
え!?このスーパーお喋りマンが聞き上手!?
と耳を疑ったのですが、なんか嬉しそうだしまぁ良いかと特に何も突っ込まず、「へぇ」と言ってその話題は流したのですが
思い返せば私はこの友人はお喋りが好きだからと聞き役に徹していたんですが、もしかしたら聞き上手なのかもしれないと思いまして
ちょっとこちらから話を振ってみることにしました。
全然そんなこと無かった
私「こないだ水族館に行ったんやけどね…」
友人「水族館かー!水族館と言えばさぁ、下関のさぁ」
私「昨日夢で…」
友人「夢って睡眠が浅い時に見るらしいやん。」
私「…男の人って人の話聞くの下手くそな人多いやんね」
友人「いやいや!そんなことないって!」
※全て食い気味
おい!コイツに勘違いさせた奴は責任とれよ!!!
友人の「聞き上手な人ってモテるんやろ~俺モテモテやん~」に、苦笑しました。
聞き上手な男はモテるだろうよ。ただお前は聞き上手ではないよ。
聞き上手になりたければ、ひたすら聞く役に徹しましょう
今やニートですが、前の仕事は一応は相談員でした。相談員って何なのって、ザックリ言うと人の話を聞く人でした。
仕事で学び得た、これさえおさえておけば聞きのプロ!とまでは言えませんが、相手にスッキリ話をさせるにはとりあえずこれを気を付ければ良いよというポイントがあります。
相手を見る、会話中スマホいじらない等は基本中の基本なので割愛します。
聞き上手な人になる為ポイント
- 適度な相槌
- オウム返し
- 5W1Hの質問を挟む
- 否定する言葉を用いない
- 自分の意見を言う時は相手の話が完全に終了してから
ひたすら聞き役として会話をすることを前提とします。
人は聞くよりも話すことの方が快楽を感じるのでどうしても話したがります
なので聞き上手になれればかなり重宝されると思いますよ。
1.適度な相槌
まず適度な相槌とは、少なすぎても多すぎても控えめすぎても過剰すぎても駄目です。
皆さん気軽に相槌をしているかと思いますが、やらなくてもやり過ぎてもコイツ本当に聞いているのかって思われてしまう非常に面倒くさいものです。
想像して下さい。自分の目を見て聞いてくれているようだけども、相槌が一切ない(ノーリアクション)時の話し辛さ。(例:碇ゲンドウ…)
喋っている最中なのに「うんうんうん!わかるわー」と相槌を被せてくる時のコイツ本当にわかってんのかよ感。
相槌ベストタイミングは、会話を文章化した時に句読点が入る時が、相槌の入れ時です。
例えば「こないだ近所の道を歩いてたら突然知らない外国人にカバディ仕掛けられて困った」
→「こないだ近所の道を歩いてたら、(①ここ!)突然知らない外国人にカバディ仕掛けられて困った(②ここ!)」
余談ですが、カバディの件は実話です。
①では控えめな相槌、②ではリアクション系相槌。
人の会話なんて予測できないし文章化できねぇよ、なんて人は
喋る速度は人それぞれですが、一気に捲し立てるように話す人でも、途中に息継ぎするタイミングってありますよね。
そこに相槌挟みましょう。頷くだけでも良いです。
2.オウム返し
オウム返しと言っても、ひたすら相手の言葉をリピートするわけではありません。
相手の話しが長い時と、相手の話がまとまっていない(本人が整理できていない)なと感じた時に使います。いわゆる要約です。
特に悩み事、困り事の話で有効です。例:「つまり~ってことに困ってるの?」
実際は相手の話している内容を短くまとめているだけなのですが、相手にちゃんと話を聞いてますよというアピールと、話の本筋を明確にすることができます。
また、こちら気になった事(ワード)をオウム返しすることによって、相手に自分が何に興味を持ったのか何を聞きたいのかを示すことができます。
例:「最近近所を歩いてみたら、可愛い服屋さんとか美味しいコーヒーの喫茶店とかいろいろ見つけたんだ」「へぇ、美味しいコーヒーの喫茶店って?」「うん、○○っていう店で~」
→ここで聞きたい、興味があるのはのは喫茶店>服屋さん
ただ、オウム返しを連発すると「私の話進まないな…」と相手をイラつかせる可能性がありますので、ここぞという時に使いましょう。
何やら長くなってしまったので一旦切ります。